「牛の命をどう思われますか?」「牛を飼っていて、お肉を食べる事に抵抗はありませんか?」こんなご質問をいただきました

2015 年 6 月 9 日

「牛の命をどう思われますか?」
「牛を飼っていて、お肉を食べる事に抵抗はありませんか?」

こんなご質問をいただいたので、わたくし松井の考えをここに記します。

さだまさし氏の「防人の詩」の歌詞の中に、
山は死にますか、海は死にますか…、
愛は死にますか、心は死にますか…、

というフレーズが出て来ますが、
私は、山も、海も、愛も、心も、動物も、植物も、
すべてのものは、死ぬ時があるのではないかと思います。

だからこそ、美しい自然を大事にしなければならないし、
人の気持ちも想いやらなければならない、
なぜなら、時として失われる事があるから。
私の命も、私の友達の命も、私の家族の命も、今、飼っている牛達もそうです。

命は、永遠にあるわけではありません。
だからこそ生きている時には大事に慈しんであげたいし、
その命を使う時には何か意味を持たせてあげたいです。

病気や事故で失われる命は、辛いです。悲しいです。
だからこそ、今ある自分の命、まわりの命を大切にしようと、その度に強く思います。

牛達が命をけずって、命を賭して残していってくれたものを粗末にあつかうつもりはありません。

私の考えを上手く表現した絵本が「いのちをいただく」です。
前にも御紹介いたしましたが、ご質問にお答えする意味でも、
もう一度ここに掲載させていただきます。

「いのちを いただく」
― みいちゃんが お肉になる日 ―

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こんな絵本に出会いました。

皆様も、機会がありましたら、ぜひ読んでみて下さい。

松井牧場の商品を買っていただき、食されている皆様方でしたら、
この本に出てくる女の子の気持ちも、坂本さんの気持ちも、
しのぶくんの気持ちも、先生やおじいちゃんの気持ち、
そして、牛のみいちゃんの気持ちも良く理解されていると思いますので、
私からは多くを語りません。

それにしても、女の子の純粋な気持ちや、みいちゃんの純真無垢な真心が、
画面いっぱいに伝わってきて、とても素敵な絵本でした。

みいちゃんが最後に流した涙は、幸せいっぱいの嬉し涙だったかもしれません。
みいちゃんは、たくさんの優しい人たちに出会って、
最後に、しのぶくんのお父さんという人に出会って・・・。
きっと、あの涙は、感謝の涙だったと私は確信しています。
だって、あの絵本に描かれていた涙の美しさを想ったら、そうに決まっています。

みいちゃんの瞳から、こぼれる涙、一粒一粒に楽しかった想い出の数々・・・。
特にあの女の子と出会えて・・・、
女の子が学校から帰って来たら、ただいまの、あいさつもそこそこにランドセルを放り出して、
牛舎にいる、みいちゃんのところへ駆け寄って来てくれたこと、
そこで女の子が、みいちゃんに色々な話を聞かせてくれたこと・・・、
学校であったこと、友達のこと、おうちのこと、ちょっぴり気になる男の子のこと・・・。

「みんな、みんな、素敵な想い出を、ありがとう」って、
きっと、みいちゃんは言っていたなって、
私ならわかるし、皆様も、わかりますよね。

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